JAPAN TIARAとは

国風文化としてのティアラを目指して

日本にティアラの文化が渡ってきたのが明治18年(独・レオンハード&フィーゲル製)昭憲皇太后のときと言われ、国内において、約130年ほどの歴史があります。約一世紀という時を掛けて、デザインに日本の伝統文様である唐草が施され、繊細で高度な技法が駆使されることで、日本らしいティアラが作られてきました。

しかし、外国の文化が石や金属を主な素材として創られているのは、それらの素材が身近に産出されるからです。その金や銀、プラチナも急激に用途を増し、遠くない未来に枯渇すると言われています。材料の高騰、資源を巡る争いなどからは無縁で、現在の日本にふんだんにあり、永遠性を感じる素材は、皆さんもご存知のように、木材です。

 

木材は、水と光とミネラルなどから生育するため『光の結晶』とも言われます。JAPAN TIARAは、その光の結晶を彫ることで『光の彫刻』に昇華する工芸といえます。そしてこの素材は、人が暮らす環境が保たれる限り、永遠に枯渇することなく、私たちの呼吸から、暮らしの建築まで総合的に命を守り、育む豊かなパートナーであり続けています。

 

ティアラは、神々を表す星空の象徴として、古代から女性の頭上にのせられるようになりました。HINOKIにも生育の間に降り注いだ日光、月や星々の光による成長が刻まれています。

 

私たちの生きた時を年輪に刻み、争いや奪い合いを生まない、究極にエシカルな素材を使った愛と平和の象徴としてのティアラを、大切なあなたのために届けたいと思います。

 

あなた自身のため、ご自身を象徴する舞台のため、あるいは、大切な誰かのために…生涯を寄り添い、1000年の時を超え、願いに応じて土に還るティアラを家族の愛の中心に迎えてみませんか?